NECのAndroidタブレット、T1195/BASを買って使って気になったところ

NECのAndroidタブレット、LAVIE T11シリーズの有機ELモデルを買いました。型番はT1195/BASです。

中身はLenovoのP11 Proと同じはずなので、ハードウェア面ではどちらを買っても同等かと思います。
いつも通りしばらく使ってみて気になったところを書いていきます。

購入するにあたって期待していた点は有機ELのディスプレイとJBL製のDolby Atmos対応スピーカーを搭載していて、
比較的、価格も安くコストパフォーマンスが良さそうだったという点です。

個人的な結論から言うと、Androidに強いこだわりがなければ無印iPadのほうが万人向けで快適だと思います。

有機ELのディスプレイに関しては目に優しいのを期待していましたが、期待外れでした。
特に初期設定ではカラーモードがAMOLED広色域というものになっていますが、常用に堪えないレベルで目が疲れます。
設定をDCI-P3に変更してある程度はマシになりましたが、有機ELだから目に優しそうという考えで買うのはおすすめしません。

この機種に限ったことではないですが、iOS端末の明るさ自動調整に慣れていると、Android端末の明るさ自動調整は周囲の明るさに適切に対応できてない印象をよく感じます。

現行の無印iPadを使ったことがないので比較はできませんが、おそらくiPadの液晶ディスプレイのほうが目に対する負担は少ないかと…。

スピーカーについても期待通りとまではいかず…。

Dolby Atmosをオフにすると迫力が無くなってしまうので、オンにして使っていますが、
YouTubeなどの動画再生時と音楽再生時で聞きやすい設定が違うので変更する手間があります。

最適と思われる設定にしても聞きやすくて音質が良いのかと聞かれると普通レベルです。
ただ上で比較に出した無印iPadは縦持ちでのステレオスピーカーなので、その点は注意が必要です。

それからワイヤレスヘッドホンを接続してDolby Atmosをオンにして音楽も聞きましたが、
個人的には耳がすぐ疲れてしまう感じがしました。
Dolby Atmosをオフにすると物足りないですし、イマイチしっくり来ないといった感じです。

それ以外は基本的にiOSとAndroidの違いに関することが多いので、普段からAndroidを使っている人は特に不自由はないものかと思います。
自分は普段はiOS派でたまにAndroidを触りたくなるという感じなので、今回は久しぶりにAndroidタブレットを買ってみました。

結論は最初に書いた通りで、個人的に感じた良い点は価格が比較的抑えめだったという点でした。